当虎龍山吉祥寺は、1615年に瑞雲寺七世・一機文朔・大和尚様により開山されてから、悠久の400年の輝かしい大きな節目の年を迎えました。
この間、幾多の自然災害や社会変化による試練を受けながらも菩提寺護持、各家先祖代々を守り続けてきた先人に思いを馳せるものです。
折しも2013年3月11日には1000年に一度ともいわれる東日本大震災に遭遇し、当地でも壊滅的な被害を受け、多くの方々が犠牲となられました。吉祥寺では、これまでお亡くなりになった皆様方のご供養を続けています。
この間、幾多の自然災害や社会変化による試練を受けながらも菩提寺護持、各家先祖代々を守り続けてきた先人に思いを馳せるものです。
折しも2013年3月11日には1000年に一度ともいわれる東日本大震災に遭遇し、当地でも壊滅的な被害を受け、多くの方々が犠牲となられました。吉祥寺では、これまでお亡くなりになった皆様方のご供養を続けています。
記念事業の期間について
平成27年度から令和4年度までの8ヵ年とします。
計画期間の事業を円滑に推進するため、期間を次の通りとします。
計画期間の事業を円滑に推進するため、期間を次の通りとします。
◆浸透期(平成27年度から平成29年度)
- 記念式典の開催と記録
- 記念事業の基本計画策定
- 未登記建物の表示・保存登記
- 東日本大震災供養塔の建立
- 都会の皆様への情報発信
- 寄附金勧募開始
- 記念誌発行作業開始
- 隣接地の境界等の確定
◆隆盛期(平成30年度から令和2年度)
- 本堂等の改修
- 老木の伐採
- 境内の環境整備
- 坐禅堂の建立
- 永代供養墓地整備
◆円熟期(令和3年度から令和4年度)
- 17世龍三和尚様33回忌追善供養
- 記念誌発行
吉祥寺を取り巻く諸課題
永い間、地震や風雨など自然的な事象のほか、社会変化に伴う課題が多くあり、これら諸課題を開山400年記念事業の取り組みとして解消していく必要があります。
また人口減少等、吉祥寺の維持運営について、多方面から検討していかなければなりません。
また人口減少等、吉祥寺の維持運営について、多方面から検討していかなければなりません。
境内の環境整備
歪みの生じている石垣や階段の補修等を行い、望ましい環境整備を行う必要があります。
本堂等の施設改修整備
昭和50年に落慶された本堂や平成6年に建設された三光殿は、東日本大震災を起因とする前後の大きな地震等により、雨漏りなど老朽化が進んでいます。また、本堂・位牌堂・三光殿の未登記建物の登記が必要とされています。
菩提樹の老木伐採
山門入り口の2本の老木杉及び町天然記念物指定の銀杏は、樹木内の空洞化や傾きなどから倒木の危険性があります。
この際、400年事業の一環として伐採しクローン化による再生を図り、次世代への守り菩提樹とする必要があります。
東日本大震災の対応
東日本大震災により犠牲となられた方々の供養と、教訓を後世に伝えるための供養塔を建立する必要があります。
また、東日本大震災を起因とする悩みに限らず、複雑化する地域、職場、家庭などで心を悩ませる檀信徒がいます。このような悩める人々の気持ちを静め、心の回復を求める場である「坐禅堂」が今、必要とされています。
無縁墓地の適正な管理
人口減少・少子高齢社会に伴う核家族化等の進展により、墓地を見守る方々の不明者が顕著で、今後もこの傾向は続くものと思われます。これら後見人不在の墓地について、永代供養墓地(納骨堂)を建立する必要性があります。
吉祥寺開山400年記念事業への勧募のお願い
吉祥寺檀信徒 各位
平素、宗教法人「吉祥寺」の維持運営に格別の御支援と御協力をお寄せいただき厚く御礼申し上げます。
当寺は、1615年瑞雲寺七世一機文朔大和尚様により開山されてから、400年の大きな節目の年を迎えました。この間、幾多の自然災害や社会変化による試練を受けながらも菩提寺護持、各家先祖代々を守り続けてきた先人に思いを馳せるものでございます。
さて、当寺の本堂は明治42年の正月の火災で焼失し、その後、戦後の落ち着きを取り戻した昭和27年に再建され、既に64年を経過し、この間、多くの地震に見舞われてまいりました。
特に東日本大震災の影響により、床組み等に歪みが生じ外壁や建具に支障が出ており、このまま放置いたしますと維持管理費が嵩むことが専門家より指摘されています。
また、建物の耐震化基準を示す昭和56年の建築基準法以前の建物で、耐力壁等の耐震化の補強が必要とされています。
こうしたことを受け、この際、「吉祥寺開山400年記念事業実行委員会」を立ち上げ、吉祥寺開山400年記念事業として本堂等の改修を含めた諸事業を進めていくことが昨年11月17日、吉祥寺総代・護持会常任理事合同会議において了承され、本年4月29日同会において、改めて基本計画及び実施計画が承認されたところでございます。
時節柄、誠に恐縮に存じますが趣意をご理解いただき、御懇志賜らんことを伏してお願い申し上げる次第であります。
末筆ながら貴家の御繁栄と御多幸を心より念じ申し上げます。
平素、宗教法人「吉祥寺」の維持運営に格別の御支援と御協力をお寄せいただき厚く御礼申し上げます。
当寺は、1615年瑞雲寺七世一機文朔大和尚様により開山されてから、400年の大きな節目の年を迎えました。この間、幾多の自然災害や社会変化による試練を受けながらも菩提寺護持、各家先祖代々を守り続けてきた先人に思いを馳せるものでございます。
さて、当寺の本堂は明治42年の正月の火災で焼失し、その後、戦後の落ち着きを取り戻した昭和27年に再建され、既に64年を経過し、この間、多くの地震に見舞われてまいりました。
特に東日本大震災の影響により、床組み等に歪みが生じ外壁や建具に支障が出ており、このまま放置いたしますと維持管理費が嵩むことが専門家より指摘されています。
また、建物の耐震化基準を示す昭和56年の建築基準法以前の建物で、耐力壁等の耐震化の補強が必要とされています。
こうしたことを受け、この際、「吉祥寺開山400年記念事業実行委員会」を立ち上げ、吉祥寺開山400年記念事業として本堂等の改修を含めた諸事業を進めていくことが昨年11月17日、吉祥寺総代・護持会常任理事合同会議において了承され、本年4月29日同会において、改めて基本計画及び実施計画が承認されたところでございます。
時節柄、誠に恐縮に存じますが趣意をご理解いただき、御懇志賜らんことを伏してお願い申し上げる次第であります。
末筆ながら貴家の御繁栄と御多幸を心より念じ申し上げます。
平成28年8月
吉祥寺住職 高橋 英悟 合掌
持会会長 東谷 藤右エ門 合掌
役員一同 合掌
吉祥寺住職 高橋 英悟 合掌
持会会長 東谷 藤右エ門 合掌
役員一同 合掌